「ヨハネの黙示録」が書かれたパトモス島


パトモス島はエーゲ海南東部に位置するギリシャの小島です。



この島は元々ローマ帝国の流刑地として使われていました。キリスト教が異端の宗教として弾圧されていたローマ時代・紀元94年ドミティアヌス帝により
イエス・キリストの愛弟子であったヨハネもこのパトモス島に流刑となりました。
 
その後島の洞窟に身を置いたヨハネは、あるとき神の啓示を受け、弟子とともに『黙示録』を著したといわれます。それが有名な新約聖書最後に配された「ヨハネの黙示録」です。新約聖書の中で唯一預言書的性格を持ちます。この洞窟では、彼が啓示を受けたとされる場所や神の声が下ったときに割れたとされる岩などが今でも残っており、なんとも神秘的です。


 
1088年に東ローマ帝国コムネノス王朝の初代皇帝アレクシオス1世からパトモス島を譲り受けた教会大主教クリストドゥロスは、ヨハネに捧げるため、大聖堂・聖ヨハネ修道院を建設しました。今ではギリシャ正教会の中心地「エーゲ海のエルサレム」として、多くの巡礼者が訪れ、またギリシャ正教の学問の場ともなっています。

 
 
また歴史地区ホラギリシャ語で「主要な町」を意味し、聖なる場所を外敵から守るため、修道院を取り囲むように作られ、要塞都市化した街です。

 
 
この聖ヨハネ修道院、黙示録の洞窟を含めた歴史地区ホラは1999年に世界遺産登録されています。

神話の国・ギリシャを旅行する際には是非訪れていただきたいスポットの一つです!
 
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