マルタ島はイタリアのシチリア島の南側、ギリシャから飛行機でわずか2時間程の場所です。年間を通して様々なイベントが行われていますが、4月中旬から下旬に開催される花火大会はその中でもとっても大きな催しです。
イムディーナの聖パウロ教会
この花火大会は、2004年にマルタ共和国が欧州連合(EU)に加盟したことを記念して行われるようになりました。正式には「マルタ国際花火大会(Malta International Fireworks Festival)」。
「国際」という名の通り、今までの受賞者は、地元のマルタ島の花火師だけでなく、アメリカ、イタリア、イギリス、デンマークなど世界各国の花火会社が名を連ねています。回を重ねるごとにその美しさと盛り上がりは高まり、世界中から観光客が集まる一大イベントです。
バレッタのグレート・シージベル
こちらは、バレッタ島のグレート・シージベル。第2次世界大戦で命を落とした人々を追悼して建てられた記念塔です。中世に聖ヨハネ騎士団が築き、後に世界遺産にも指定されている要塞都市…昼間の街並みの美しさは格別ですが、夜景もどこを切り取っても絵になりますよ。
2020年の国際花火大会は、4月18日から4月30日の開催です。プログラムの詳細はまだ発表となっていませんが、例年、グランドハーバーやマルサシュロックなどで花火が打ち上げられます。
この花火大会は、単に花火を打ち上げていくだけでなく、音楽のリズムに合わせてショーが展開されていきます。花火といえば、夏の風物詩と思いがちですが、マルタ島で春の夜空に咲く大輪の光の花、是非お見逃しなく!
マルタ国際花火大会公式HP⇒https://www.maltafireworksfestival.com/(英語)
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