ギリシャ神話と遺跡【世界遺産】ツアー

アテネはギリシャの首都であり、最大の都市です。そして、世界で最も古い都市のひとつでもあります。古来よりアテネポリスの丘を中心として経済・商業の中心地として栄えてきました。

現代のアテネは、近代的な都市の中に古代遺跡が点在していて、現代と古代が融合する街となっています。明るいギリシャ人との交流を楽しみながらギリシャ古代文明を満喫しましょう。

メテオラとはギリシャ語で「空中の」という意味があります。その言葉通り、断崖絶壁の巨大な岩山の頂上に建てられた修道院群は、まるで神が創造したかのよう。
現在は6つの修道院を訪問することができ、ビザンチン様式の聖堂のフレスコ画や、下に見下ろすカランバカの街の絶景を見ることができます。

デルフィはパルナソス山の渓谷に位置する絶景の地。
紀元前は世界の中心と呼ばれた神アポロンを崇拝するポリス(都市国家)でした。その信託を求めて地中海から様々な人がデルフィ遺跡を訪れました。

デルフィ遺跡は土砂崩れにより埋まってしまっていましたが、1893年に再発掘されました。渓谷の遺跡の中には、神々の伝説が数多く残されているといいます。

古代コリントスは現在のコリントスより8kmほど離れた場所に位置しています。ギリシャ本土とペロポネソス半島のつなぎ目にあり、商工業都市として発展してきました。
現在も南ギリシャとイオニア海を結ぶ上で重要なコリントス運河があり、両側に切り立った絶壁の崖は迫力ある絶景です。

古代オリンピックの発祥の地、オリンピア。元々は神ゼウスに捧げる祭典として始まりました。現在もオリンピックの聖火はオリンピア考古遺跡の中のヘラ遺跡で採火されています。オリンピアの考古遺跡は1989年に世界遺産と認定されました。

ギリシャ神話は、世界の始まりや形成をしたとされるオリュンポス十二神にまつわる様々な伝承や物語の集成です。絶対的な存在であるはずの神々が、恋や嫉妬など人間以上に人間的な心情が一つの特徴であり、人々が今でも語り継ぐ理由となっています。

ギリシャの遺跡はこのギリシャ神話の舞台となっている場所がたくさんあります。是非訪れて、神々の人間らしい部分に触れてみてはどうでしょう？

紀元前2000年頃にエーゲ文明によりギリシャの歴史は始まりました。その後、ポリスと呼ばれる都市国家がギリシャ半島のあちこちに形成されます。その中でも圧倒的に大きいアテネが繁栄していき、現在にも繋がる民主主義と学問の基礎が生まれました。その後ペロポネソス戦争によりアテネは衰退し、マケドニアのアレクサンドロスが現れます。アレクサンドロスは東方遠征などにより東西の文化を交流させ、力をどんどん広げました。彼の死後、後継者争いにより帝国は4つに分裂してしまいました。