断崖絶壁!コリントス運河


コリントス運河とはギリシャの本土とペロポネソス半島とをつなぐ地峡の丘を掘って作られたエーゲ海とコリンティアコス湾を結ぶ運河です。運河は左右を絶壁で囲われています。全長約6㎞、幅は20メートル超、絶壁の一番高い場所は79mと、その迫力は想像を越えます。運河の幅が狭いため大型貨物船の通航はできず、現在は観光船での利用がほとんどのようです。年間約15000隻の船舶が航行しています。

 

このコリントス運河完成には多くの困難がありました。まず1869年に運河建設のための法律が整備されギリシャ政府がフランスの企業と工事の契約を交わしましたがなかなか進まず、1881年にハンガリーの企業にプロジェクトが引き継がれました。その後1882年に運河の開削工事が始められましたが、途中出資元の会社の倒産に予算が尽き、工事は約8年ストップしました。その後ギリシャの企業に引き継がれようやく1893年に完成しました

 

ここコリントス地峡に運河を掘るという考えは紀元前7世紀頃からあったとされていて、実際にネロ帝の時代、開通には至らなかったものの大規模な工事を行った記録があります。

またこの人々の壮大な努力が感じられるこの運河では、観光として見学するだけでなく、バンジージャンプなどのアクティビティも体験できます。

 

是非次の旅行はギリシャで人間が作った偉大な遺産・コリントス運河を訪れてみてはいかがですか?




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